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怪談 意味深なうたた寝

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怪談、クトゥルフ神話サークル『アコンカグア』本島としやのブログです。日々収集した怪談を更新していきます。と思っていたけど最近はけっこうグダグダCDレビューしてる。

Noise Wind

落語が好きだ。

でも噺家のことはよく分からないし、特別に好きな噺家がいるわけでもない。
というより、無意識に噺家の名前を確認するのを避けている節がある。
先日気づいたのだが、落語をしてくれるのは誰でも良いのかも知れない。もちろん良い意味で。
選り好みしない。だから内容は覚えてるけど、誰だったか分からない。

まぁそんなこんなで、ぼちぼち落語を聴いていたら、良い言葉があったので、メモしておきます。
五代目古今亭志ん生 先生の言葉。
『他人の芸を見て、あいつは俺より下手糞だなと思ったら、そいつは自分と同じくらい。同じくらいだなぁとおもったら、かなり上。うまいなぁと感じたらとてつもなく先へ行っている」
なるほどなぁ。いちいち解説するまでもなくその通りだと思う。

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上の話をきいて、なんとなく自分の作品について考えてみたら、特に何の感想もないことに気づいた。それもそのはず、自分で書いた内容忘れているのだから。
以前総集編を出す際に、相方に色々聞かれたり、タイトル教えてもらったりするんだけど、全然憶えてない。
それどころか、編集作業中に、自分の作品読みながら(相方のだと思って)こんなことまで言った。
自分「これは良いねぇ。短編らしくインパクトがあると思うよ」
相方「それ、本島さんの作品ですよ」
自分「ヽ(´▽`)ノ マイッタネ!」

長編は特にひどい。
自分としては話の雰囲気を覚えているだけなので、感想を聴かせてもらっているとき、登場人物や地名が出てくるとまるでわからない。
読んでもらった人から話を聴いて、読み返して、「ああ。これね。確かにあったあった」そんな感じである。
「あんた、自分で書いたんでしょう?」とか、「ほんとに書いたの?」と言われたりもするが、おめでたいことに書き終えたら完全に忘れてる。

『自分の手で書いているのではないという感じがある。何よりはっきり気づくのは頭のてっぺんから足の先まで貫く、身を振るわせる無限のスリルである。』 短編を書くときはそうでもないが、長編を描き終えたあと、頭の中に何も残らないのは、「自分は今の実力を全て出し尽くしたのだ」と満足しているからかもしれない。
あるいは本当に自分以外の誰かが、自分の体を使って小説を書いているのだろうか?
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by tominaga103175 | 2010-01-09 22:31 | 雑談