ブログトップ

怪談 意味深なうたた寝

imisinnaut.exblog.jp

怪談、クトゥルフ神話サークル『アコンカグア』本島としやのブログです。日々収集した怪談を更新していきます。と思っていたけど最近はけっこうグダグダCDレビューしてる。

Tune The Rainbow

ヤマダ電気のマッサージチェアーに座って、気持ちよくなりながら、ぼんやりと店員の動きを観察していた。
客の対応をしていない店員も、小さなイヤホンとマイクでしきりに誰かと連絡を取り合っている。
明らかにみてるだけって客には、挨拶だけして、放っておく。
何かを探している雰囲気の客には、積極的に声をかけていく。
店員それぞれに持ち場があるのは知っていたけれど、立ち位置まで決められているとは知らなかった。
客の対応や、何かの用事で場所を離れた店員も、用件が済めば同じ場所へ帰ってくる。
店員は、各持ち場と持ち場以外の境界線に立つ。(たとえばパソコンコーナーとテレビのコーナーの境界に)
店員の立ち位置の間隔は役5mほどである。
人気のコーナー(パソコン、テレビ、大型家電)には、最低二人の店員が待ち構えている。

それにしても、最新のマッサージチェアーの効力たるや、マジハンパネェ。
店内に引き篭もりたくなる。

*********************************************************

「最近ようやく気づいたんだけど、実は俺、坂本真綾のファンだったんだ」
去年、最新のアルバム「かぜよみ」を買うときに、相方にそう言ったら、
「何を今更言ってるんですか。この部屋にあるCDとパソコンの中覗いて、ファンでないと言うほうがおかしいですよ」
と言われた。
同じセリフを、友人に言ったら、
「えーまじでーそうだったんだー……って知ってるよ!!(棒読み)」
「うん。知ってる(きょとん)」
「坂本真綾って誰? 美味しいの?」
「新しいの出たら、毎回君からCD借りてるんだけど」
そんな返答が返ってきてショックを受けました。
――そうか。俺が坂本真綾好きだと知らなかったのは俺だけだったのか。と密かに思っていた。

なんでこんな話をしたか。
「何か観てないDVD観るか」と棚を漁っていたら、登場した坂本真綾のかぜよみライブのDVD。
半年越しくらいに、観てみたら、大変良かった。
どう良かったのかは、あえて感想述べないことにするけども。長くなりそうだから。

坂本真綾さんの作品とは、何か縁があって、俺が一人暮らしを始めたとき――初めて長編の小説を書き始めた頃と一致するんだけども――小説を書くきっかけになったのは「少年アリス」ってアルバムだった。
別にこれらの歌からインスパイアされたわけではないし、勇気をもらったとか、やる気をもらったとか、そういうわけでもない。ただ少年アリスを流していたら、ふいに小説を書かなければならない衝動に駆られて、書き方も分からないまま小説を書いた。(面白いことに、――これは偶然なんだけど――今執筆中の作品のいたるところに「光あれ」ってセリフが出てくる。光あれって曲が、少年アリスには収録されている)
大学のときに彼女と暮らし始めた。たしか、夕凪ループが出た頃だ。偶然にも彼女はCLAMPの「ツバサ」が好きだった。夕凪ループにはツバサの主題歌が収録されていた。
俺にとってはかなり大切な作品、「深海の中の猫」を書いているとき、小娘がはまっていた曲はトライアングラーだった。「ドリームシアター」を書いていた時、「かぜよみ」が発売された。
今、新しい家に引っ越そうとしたとき、偶然にも俺はライブDVDを観てしまった。無意識のうちに。
執筆中の作品の細かい流れが決定した今だからこそ、観たくなったのかも。
普段全然聴かないのに、何か環境の変化が起きるときに、なぜかいつも聴きたくなるのは、坂本真綾さんの歌声なのです。

*****************************************************

クリムトについて。グスタフ・クリムト
もともと、ベートーヴェン・フリーズ≪第3場面-歓喜・接吻≫を観て、これは凄い絵だと思って、調べ始めたのがきっかけなんだが。
なかでもクリムトの生命の木に魅せられて、今クリムトにおおはまり中。
華やかで官能的な絵なのに、どこかしら不穏な死の匂いが漂っている。このミスマッチな雰囲気が、絵画の中の光景へ想像力を刺激して、なんとも言えない不思議な印象を受けた。
その中で、特に独特だったのは、生命の木である。生命の木といえば、オカルト好きには常識ともいえる、カバラの叡智だ。
しかしクリムトの生命の木は、今まで俺が見てきたどの木とも違っていた。
観念上の生命の木を、そのまま地上に投影したかのような、迫力をともなう現実味を表現しきっているとおもう。

*********************************************************
[PR]
by tominaga103175 | 2010-02-07 21:35 | 雑談