2006年 05月 01日
学校の怪談
そういうわけで『学校の怪談』を探すことにした。
自分が小学生か中学生のころに流行っていて、当時はトイレの花子さんなんかも人気だった。
妖怪封じアップリケーとか何とか言ってたきがする。
でも自分が探しているのは、テレビや映画で放送されていた学校の怪談ではない。
小学生のとき読んだ「学校の怪談 ~本当にあった怖い話~」(正確なタイトルも出版社も覚えていない)的なタイトルのハードカバーの本を探していたりする。
何人かの著者が書いた怪談を編集した本なのだが、子供だましもいいところ、正直ぜんぜん怖くなかった。
でも、たった一話だけ印象に残った話がある。
おぼろげに覚えている限り大まかに書いてみる。
学校の掃除の時間に、旧校舎の体育館掃除を担当した少年が、体育倉庫の中で線の切れた電話を見つける。
ふざけ半分に受話器に耳を当てて「もしもし」と言ってみた。
すると「もしもし! 誰かいるんですか! お願いです。助けてください!」と返ってくる。
こんな感じだったと思う。
不思議な怖さがあった。新耳袋に通じる不思議な話だとわたしは勝手に思い込んでいる。
by tominaga103175
| 2006-05-01 20:15
| 怪談