2008年 02月 05日
ヴォネガット
タイタンの妖女という名作を書いたカート・ヴォネガット先生の遺作が出ていた。
amazonで偶然見つけ、早速取り寄せて読んだのだが、これが良い。
こんなことを言うと、彼は照れるか誤魔化すかするのだろうが、やっぱり天才である。
アインシュタインやシェークスピアみたいにではなく、一人の老人として天才である。
そして賢いとか、礼儀正しいとか、ジョークが上手いとか彼の主義主張とか、そんなものはどうでも良くて、私はこのずれた眼鏡をかけたよぼよぼの爺さんが単に好きなのである。
まさか本人も極東に多くのファンがいる事を知るまい。
ヴォガネットと、彼の作品を訳してくれた全ての人々に感謝したい。
by tominaga103175
| 2008-02-05 20:46
| 雑談