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怪談 意味深なうたた寝

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怪談、クトゥルフ神話サークル『アコンカグア』本島としやのブログです。日々収集した怪談を更新していきます。と思っていたけど最近はけっこうグダグダCDレビューしてる。

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「もう一つお前の好きそうな話があるんだ」とMは言った。


MはA先輩が亡くなって以来、毎年お盆になると墓参りに行くそうだ。
そして煙草に一本火を点けて、線香と一緒に供えているらしい。
すると、見る見るうちに煙草が灰になる。面白がってもう一本あげてみたら、今度は火を点けたそばから手の中から一気に灰になる。
線香は変わらず少しづつ燃えているのに、なぜか煙草に火をつけるとすぐ燃え尽きてしまうのだ。
「風じゃあないのか?」と私は聞いた。
ところがMは一言「俺も煙草を吸っていた。一本目が燃え尽きた後に、俺は一服していて二本目を供えようと思ったから」
その時Mの煙草はいつも通り燃えていたらしい。
変な話といえば変な話だ。

ちなみにその煙草はセブンスターだったらしい。
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by tominaga103175 | 2006-02-25 23:52 | 怪談
先日、怪談にまるで興味を示さない友人から面白い話を聞いた。
内容はこうである。

友人Mが高校生の時の話。
彼は当時不良だったらしい。毎日のように仲間とつるんで、喧嘩も結構していたらしい。A先輩の車に金属バットを積んでよく岐阜の田舎道を走り回っていたそうだ。

その先輩が、暴走中に車の事故で亡くなった。
葬式が終り、49日になる前日、A先輩とのお別れ会と称して飲み会をしたらしい。
メンバーはいつもA先輩と一緒に動いていた連中だった。
酒が好きだったA先輩の為に、グラスにお酒を注いで誰もいないA先輩の席に置いておいたらしい。
結構な人数がいた様で、席はかなり盛り上がったそうだ。

しばらくしてMはA先輩の席を何気無く見た。
するとA先輩ともっともなかの良かった先輩が、A先輩のグラスに酒を注いでいる。
MはA先輩の酒を、その先輩が酔っ払って飲んでしまったのか、と驚いてこっそり、
「先輩、A先輩の分まで飲んだら駄目じゃないですか」
と注意した。
するとその先輩が言うには
「飲んだのは俺じゃない。さっきからグラスいっぱいに酒を注いでも気づかないうちに空になってるんだ。他の奴も飲んだ気配ないし、Aが飲んでいるんだと思って注いでやってる」
先輩の喋り方が真面目に言っていたらしく、Mも信じることにしたらしい。
それからグラスが気になってちょくちょく酒の量を確認していたらしいが、その度になぜか空になっていたらしい。

不思議な事もあるもんだと、懐かしそうにMが言った。


この話を聞いた時、わたしは新耳袋(木原浩勝・中山一郎両著 メディアファクトリー)を思い出した。
これとほぼ似た内容の話が、第一巻の八十二話に載っていたはずである。
Mは先にも述べたようにまったく怪談に興味がないので、新耳袋を読んだわけではない。
実際わたしが新耳袋の一巻八十二話をMに読ませたとき、Mは目を真ん丸にして驚いていた。
そして、調子に乗ったMは、
「実はもう一つA先輩について怪談がある」と言った。

……でもその話は次回に持ち越します
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by tominaga103175 | 2006-02-24 23:50 | 怪談
それにしても最近どうも上手く怪談が集まらない……。
わたしの胃袋は怖さが足りないと毎晩お怒りですよ。
ひどいや。泣いてる子もいるのに! 鬼よ!あんた鬼だわっ!!


そこでふと思い出した短い怪談を一つ。

毎日地下鉄で学校に通うS君の話。
大学の最寄の駅で気になっている不思議な事があるという。
訊ねてみると、曰く、いつも同じ人が駅の出入り口に立っているらしい。
駅員ではない。スーツ姿の三十後半から四十代の男の人らしいが、いつもぼんやりと立っているそうだ。
ある日、学校の近所に住んでいるS君の友人の家で遊び、帰りが終電ギリギリになってしまったときがあった。
やはりスーツ姿の男の人がぼんやりと焦点の合わない目で立っていた。
そして気づいた。
その男の向こうにある駐輪場の柵が途切れることなく見えているではないか。
見間違いかと思い、もう一度見てみてもやはり向こうが透けて見える。
考えてみれば、どの時間帯でも同じ場所で立っているなんておかしい。しかもスーツ姿だ。誰かと待ち合わせをしているとも思えない。
それ以来怖くなり、学校からは遠くなるが、二つあるうちの出入り口のもう片方を利用しているらしい。

……わたしも利用した事がある。しかしそんな男見たことないのだが。ガセネタか……?
今度調査してみようと思う。
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by tominaga103175 | 2006-02-12 23:34 | 怪談
友人の地元の方でFさんがいる。
このFさん、実にアンビリーバボーな方でいらっしゃる。

滋賀に住んでいるのだが、彼の家は幽霊屋敷だったりする。
誰もいないのに足音が聞こえる事はしょっちゅうで、枕元に女の幽霊が立ったり、庭を人魂が飛んでいたり、ご飯食べてると茶碗が飛んだり割れたり。怪現象は日常茶飯事で、もはや気にしていない様子である。幽霊屋敷の怪現象だけでもご飯三杯はいける。

二年ほど前の話だが、F氏は霊能者を名乗るおばさんに呼び止められ
「あなたには徳がない。六人の幽霊にとりつかれてる。あと三年で死ぬよ」
と言われたらしい。
次の土曜に霊能者のところへ行き祓ってもらったらしい。
翌日は信じられないほど目覚めは快調で、すっきりとしたと言うが、数日もたつとまた同じように体が重くなり、食べても食べても痩せていく。
それ以後もちょくちょく呼ばれてはお祓いしてもらっているらしい。
料金はタダ。あまりに危険だかららしい。

そんなFさんと一昨日カラオケに行った。
最近改装したばかりの店である。
曲が流れ始めて、すぐ、テレビがブツっと消えた。
あれ? と思うまもなく、部屋中の電源が落ちた。
少ししてすぐに電気は戻ったが、果たしてあれはなんだったのか。
店中の電源が落ちたのか。それともわれわれの部屋だけだったのか定かではないが、これからも面白い出来事は続いていきそうだ。
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by tominaga103175 | 2006-02-07 23:39 | 怪談