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怪談 意味深なうたた寝

imisinnaut.exblog.jp

怪談、クトゥルフ神話サークル『アコンカグア』本島としやのブログです。日々収集した怪談を更新していきます。と思っていたけど最近はけっこうグダグダCDレビューしてる。

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塾が終わり、家に帰ると、いつも深夜12時だった。

受験勉強も激しさを増した八月のことである。
いつもの帰り道とは違う道を通って家に向かった。

月の綺麗な夜だった。
道沿いの空き地からは、夏の虫が美しい音色を奏でている。
そんな田舎道である。

カランコロンと下駄の音がした。
急いでいるようである。下駄のテンポが速い。
おじいさんがするような咳が聞こえた。

道の端を歩いて、後ろから来る人を先にいかせてあげようと思った。

だがいつまでも下駄の音と自分との距離が縮まらない。
振り返る。

下駄の音が止まった。
誰もいない。
虫が鳴いている。

気のせいと思って歩き出す。
下駄の音がついて来る。

振り返る。
誰もいない。

ふと思い出した。
こういうときは、「べとべとさん。お先お越しください」と言えば良いと聞いたことがある。
ものは試しと、呟いてみた。

下駄の音だけが自分の前を通り過ぎ、忙しそうに先へ行ってしまった。

以来、深夜にその道を通る事はなくなった。
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by tominaga103175 | 2006-06-25 21:26 | 怪談
今までなら六月が楽しみだった。

というのも毎年新耳袋の新刊が出るからである。
ところが去年で最新刊を迎えてしまったため、今年はそれがない。

で、今良質の怪談に飢えているわけです。

悶々としながら日々は過ぎていく……。
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by tominaga103175 | 2006-06-25 16:54 | 雑談
土曜日の朝である。目覚めると、自分のベッドにいる。
しかし布団がない。

まだ布団を蹴飛ばすほど暑くない。
そもそも自分は寝相が悪くない。
部屋を見回す。どこも変わりない。
でもどこかが違うような違和感。何かがおかしい。

何かがおかしいと思いつつも、睡魔には勝てず、二度寝をした。
起きたのはちょうど真昼だった。

自分は旅館で寝ていた。
さっき起きたときは自宅。でも今起きると旅先。
夢だと思って大して気にしなかった。
その日、自分は一泊二日の釣りに出かけていたのだ。
金曜日の夜こちらで一泊して、釣りをするのだ。
鼻歌交じりで支度をする。

携帯電話が鳴った。
妻からである。
今日、妻は妻の友人と温泉に出かけている予定だった。
金曜日の夕方、一緒に家を出た。
何の用事だろう?

「あなた、今どこにいるの?」
「どこって、話したろ。釣りに出かけて一泊していくって」
「今、自宅から電話があったの」
「は?」
自分たちは夫婦二人暮しである。
「自宅から電話が来てたの。誰も家にはいないはずだよね。あなたじゃないよね? 
 泥棒か何かかしら。わたし、今から家に帰ってみる。また連絡するね」

どういうことなのだ?

釣りどころではなかった。
自分も急遽釣りをあきらめ自宅へ向かった。

しかし、ここからだと家まで3時間以上かかる。妻は二時間弱かかるだろう。
と、再び電話が鳴った。
自宅からである。
当然妻はまだ帰っていないはず。
電話に出てみた。
「あ、もしもし? aqswdefrtghyujikolp;@:[」
何を言っているのかわからない。
ただ、その声は聞き覚えがあった。
自分の声だ。
電話はその一言を最後に途切れた。

家に着くと、妻がいた。
しかしさっきの電話と違い、とても落ち着いている。
「あれ? こんなに早く帰ってきてどうしたの?」
妻にさっきの話をした。
「でも、わたし昨日の夜には帰ってきてたよ。夜は遅くなるけど日帰りだって言ったでしょ? つかれてるんじゃないの?」

今日はずっと家にいたという。何がなんだかわからない。


話をしてくれた I 氏はやっぱ疲れてんのかなぁ。とつぶやいた。
変な話だが、怖くもないし落ちもない。
よくわからない話だが、一応UPしておくことにする。
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by tominaga103175 | 2006-06-18 22:32 | 怪談
最近なかなかネタが集まらずに停滞気味なブログですが、ボチボチ更新していきます。
最悪でも週一くらいで……。

岐阜県に金華山という山がある。
地元では多少名の知れた霊山であるが、無謀にもそこへ肝試しに行った先輩の話。
Mさんは怪談が好きという珍しい女性だ。
いつもならば金華山へは車で行く。それも昼だけである。
しかし肝試しということで深夜、それも徒歩で行ったらしい。

よく知っているはずの山だが、頂上付近まで来たとき、妙なことに気づいた。
山から見下ろせば確かに街の明かりは見える。帰り道は当然下りのはずである。
にもかかわらず、どちらの方向へ歩いていっても上り坂ばかり。
来た道を引き返しても、見覚えのない山道と上り坂。
正直、もうだめかと思ったらしい。
すると、坂の上から音がする。ずーんずーんと腹に響くような音だったという。
それがだんだん大きくなって、ついには耳元で大音響を奏でていた。

シン。
と音が消えた。
目の前に三メートルはありそうな大男が立っていた。
「見逃してやるから帰れ」
そんな声も聞こえた気がした。

どうやって帰ったのか分からない。
気がついたときには家にいたのだという。
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by tominaga103175 | 2006-06-15 20:42 | 怪談
喫煙所でタバコを吸っていたら男女二人組が入って来た。

入るなり女性が言う。
「あの旅館やばいですよ」
男は黙って頷く。
「気配がするんです。わたしが大浴場の脱衣所で着替えていたら風呂に誰か入ってる気配がしたんです。
でも風呂場にはだれもいない。
お湯につかっていたら脱衣所でガサガサと誰かが着替える音がして、でも人影がないんです。
それが毎晩ですよ」

男が紫煙を吐きながら「男風呂もそうだぜ」

「やばすぎる、なんであんなとこ泊まる事にしたんだろう。あたし今日から近くの銭湯へ行きます」

などと話している。

古典的ながら偶然にもふってきた怪談で、今忘れないように書き留めている
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by tominaga103175 | 2006-06-07 00:43 | 怪談
最近仕事でお客さんの会社へいくのだが、エレベーターの様子がおかしい。
夜八時になるとチーンとベルがなりエレベーターがわたしの居る階で止まる。
中にはだれもいない。
だれも降りて来ない。
一週間毎日それが続いて居る。

何かあるのか聞いてみる事にする
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by tominaga103175 | 2006-06-03 22:25 | 怪談