ブログトップ

怪談 意味深なうたた寝

imisinnaut.exblog.jp

怪談、クトゥルフ神話サークル『アコンカグア』本島としやのブログです。日々収集した怪談を更新していきます。と思っていたけど最近はけっこうグダグダCDレビューしてる。

それにしても最近どうも上手く怪談が集まらない……。
わたしの胃袋は怖さが足りないと毎晩お怒りですよ。
ひどいや。泣いてる子もいるのに! 鬼よ!あんた鬼だわっ!!


そこでふと思い出した短い怪談を一つ。

毎日地下鉄で学校に通うS君の話。
大学の最寄の駅で気になっている不思議な事があるという。
訊ねてみると、曰く、いつも同じ人が駅の出入り口に立っているらしい。
駅員ではない。スーツ姿の三十後半から四十代の男の人らしいが、いつもぼんやりと立っているそうだ。
ある日、学校の近所に住んでいるS君の友人の家で遊び、帰りが終電ギリギリになってしまったときがあった。
やはりスーツ姿の男の人がぼんやりと焦点の合わない目で立っていた。
そして気づいた。
その男の向こうにある駐輪場の柵が途切れることなく見えているではないか。
見間違いかと思い、もう一度見てみてもやはり向こうが透けて見える。
考えてみれば、どの時間帯でも同じ場所で立っているなんておかしい。しかもスーツ姿だ。誰かと待ち合わせをしているとも思えない。
それ以来怖くなり、学校からは遠くなるが、二つあるうちの出入り口のもう片方を利用しているらしい。

……わたしも利用した事がある。しかしそんな男見たことないのだが。ガセネタか……?
今度調査してみようと思う。
[PR]
# by tominaga103175 | 2006-02-12 23:34 | 怪談
友人の地元の方でFさんがいる。
このFさん、実にアンビリーバボーな方でいらっしゃる。

滋賀に住んでいるのだが、彼の家は幽霊屋敷だったりする。
誰もいないのに足音が聞こえる事はしょっちゅうで、枕元に女の幽霊が立ったり、庭を人魂が飛んでいたり、ご飯食べてると茶碗が飛んだり割れたり。怪現象は日常茶飯事で、もはや気にしていない様子である。幽霊屋敷の怪現象だけでもご飯三杯はいける。

二年ほど前の話だが、F氏は霊能者を名乗るおばさんに呼び止められ
「あなたには徳がない。六人の幽霊にとりつかれてる。あと三年で死ぬよ」
と言われたらしい。
次の土曜に霊能者のところへ行き祓ってもらったらしい。
翌日は信じられないほど目覚めは快調で、すっきりとしたと言うが、数日もたつとまた同じように体が重くなり、食べても食べても痩せていく。
それ以後もちょくちょく呼ばれてはお祓いしてもらっているらしい。
料金はタダ。あまりに危険だかららしい。

そんなFさんと一昨日カラオケに行った。
最近改装したばかりの店である。
曲が流れ始めて、すぐ、テレビがブツっと消えた。
あれ? と思うまもなく、部屋中の電源が落ちた。
少ししてすぐに電気は戻ったが、果たしてあれはなんだったのか。
店中の電源が落ちたのか。それともわれわれの部屋だけだったのか定かではないが、これからも面白い出来事は続いていきそうだ。
[PR]
# by tominaga103175 | 2006-02-07 23:39 | 怪談




わたしの大学は墓所だった。
これはいくらか信憑性のある話で、一昨年まで学長を勤めていたわたしのゼミの教授も話しているし、事実学校の隣は霊園なのである。
今大学の建っている場所にあった墓を霊園に移し、その上に学校を建てた経緯があるらしい。

一つ目は図書館の地下書庫の話。
暇そうにしている事務の方から聞いた話である。
地下書庫へ降りるためには受付で学生証を提示して、荷物を預けなければならない。
その際受付から地下へブザーを鳴らすのである。一人降りるなら一回、二人降りるなら二回。
しかし、毎週火曜日の夜九時になると、誰も来ないのにブザーが勝手に鳴るそうだ。
毎週火曜日の九時、一回だけ鳴るのである。
勿論受付ではブザーを押していない。
だから火曜日の遅番で地下を担当するのは誰もが嫌がるそうである。


二つ目は先輩のゼミ教授の話。
教授自体に何かがあるわけではなく、教授の研究室の電話が問題なのだそうだ。
研究室で二人きりになると絶対に電話が鳴る。
教授は電話を取らずに切るらしい。
聞けば「どうせ取っても誰もいない」らしい。

つまりは無言電話だろう、と先輩が教えてくれた。

面白がった先輩は、教授が講義で研究室を空けている隙に、ゼミ仲間と二人居座ったらしい。
三十分待っても電話が来ない。いつもならすぐにくるのだが……。
暇つぶしに下らない話をしていた。
一時間経った頃、電話が鳴った。
電話に出てみる。
何か言っている。
だが声が低くてよく聞き取れない。
すぐに電話が切れた。
直後に再び電話が鳴った。
「今からそっちへ行く」
とだけ聞こえた。
暫く待ったが誰も来なかった。
[PR]
# by tominaga103175 | 2006-01-16 23:32 | 怪談


あけましておめでとうございます。今年も怪談三昧です。

新年一発目は近所にあるアパートの話。

二階建てのそのアパートは築20年くらいたった古いアパートなのだが、やたらと人の出入りが激しい部屋がある。
102号室はわたしが越してきてから二ヶ月に一回は人が入れ替わっている。
短い時には一ヶ月もたずに出て行く。
人がいないときにはカーテンがないので中が丸見えで、時々何となく覗く。見た限り六畳くらいの和室である。
今、その部屋に人は住んでいない。

深夜三時ごろ、小腹が空いたのでそのアパートの前を通ってコンビニへ行った。
行きにその部屋は真っ暗だ。人がいないから当然である。
帰りにふと覗くと灯りがついている。カーテンがないので中は丸見えだ。
黒髪の女性が窓ガラスに顔を張り付けてこちらを見ていた。
人が住んでいたのか、すまない事をしたなぁ。と考えながら家に着いてから気がついた。

去年の暮れにそのアパートは取り壊されて、今は更地になっていたはずである。
翌日その場所へ行ったが、やはりアパートは見当たらなかった。
[PR]
# by tominaga103175 | 2006-01-11 23:30 | 怪談
百物語はやはり怪を呼ぶのだろうか。先日百物語をしてから、妙に怪奇現象に出くわすようになった。


気のせいだと言われたらそうなのかもしれないけれど、最近起きた怪奇現象(?)を書いておく。


このまえ大寒波が日本に上陸した日、名古屋でも雪が降った。
暖房をいれても部屋が暖かくならないので近くの漫画喫茶でのんびり過ごす事にした。
その帰り道の事。


コーヒーでも買おうとサークルKへ行った。パックのコーヒーを一つ買ったらストローが二本ついてきた。
家に帰り、夕飯の時間になったが食べ物が無かったので、もう一度サークルKへ行った。
すると店員のおばさんにこう言われた。
「こんな雪の日にデートなんて、大変だねぇ」
もちろん自分は一人である。
驚いて曖昧な返事をして家に帰り、弁当を見てみると箸が二膳ついていた。


翌日、大学のゼミ仲間のMさんに会った。Mさん曰く、
「昨日、サークルKにいたでしょ。手を振ったのに気づかなかったなんて酷いよ」
なるほど。昨日のサークルKのおばちゃんは彼女とわたしを見てデートだと思ったのか。
だがMさんの話は続いていた。


「一緒にいた女の子は彼女? いつから付き合ってるの?」

何度も繰り返すが、わたしは一人で連れは誰もいなかった。
[PR]
# by tominaga103175 | 2005-12-28 23:46 | 怪談
友人のH氏は某薬局でアルバイトをしている。
その薬局屋は全国チェーンを目指している薬局である。
ところがこの薬局は資金がないからなのか、業界用語で言う「精神的瑕疵要素あり」物件へ積極的に店を出しているらしい。
つまり以前は墓場だった場所や、曰くつきの土地へ店を出しているのである。

H氏のバイト先の店長は幾つもの店で勤務している。
店長はある店で勤務して以来、新しい店へ配属されるたびに欠かさず行っている事があるという。
その店のタブーを聞くのである。
若い頃は幽霊など信じなかったと言う体躯の良い店長なのだが、必ず店ごとのタブーを守る。

なぜならば店長は数年前にこんな体験をしたからだそうである。

『九時以降に残業してはいけない』

これがその店のタブーだったそうである。事実従業員は皆必ず九時前に帰宅する。
曰く幽霊が出る。
そんな馬鹿な話があるか。と店長は配属されてからすぐ残業をしたそうだ。
店内にはトイレが無く、店を出た裏に公衆便所と大差ないボロボロのトイレが設置されていた。
トイレは主に従業員が使用し、どうしてもと言う時にだけ客に貸していたらしい。
万引き防止の為らしい。
残業をする時は店中の施錠をし、明かりも事務室以外全て消すそうだ。
残業前に気合を入れるため店長はトイレに行った。何事も無く用を済ませ、トイレの明かりを消し、鍵をかけた。

一時間、二時間経ったがまだ仕事は終わらない。
一服しようと煙草に火をつけた時、外のトイレへ繋がる扉がゴンゴン鳴った。
「誰か!誰かいませんか!」と言う声も聞こえる。
時間は十時をまわっていた。
たまにある事なのだそうだ。
閉店後に事務室の明かりがついていると、緊急の客が薬を求めて来店する事がある。病院も閉まっているから駄目もとで買いに来るらしい。
「はい。すぐに行きます」
と店長が扉をあげると、外には誰もいない。
悪戯か、と少し不快に思ったとき、トイレから光が漏れている事に気づいた。
お客さんが入ってるのかなと思った。
声をかけたが返事がない。
ふと思い出した。既に施錠は終わっているはずだ。
トイレのノブに手をかけた。
手応えは無かった。
扉はあっさり開いたのである。
中には誰もいなかった。
電気を消し、鍵を取りに事務室に帰ろうとした。
真横に腹から中身がデロデロ飛び出している性別不明の人物が立っていた。
「さっきから呼んでいるのに――」
語尾は聞き取れなかった。
びっくりして急いで事務室へ戻った。
鍵をかけ、事務机の前で呼吸を整えて心を落ち着かせた。
事務室の扉がガチャガチャ回されている。必死に開けようとしているのが分かった。
外には出られない。出れば見つかるかもしれない。
一晩中事務室で残業していたそうである。
音は朝五時まで鳴り続けていた。
七時くらいに社員が来た。
昨晩あった話をすると、「店長、だから残業したら駄目だって言ったのに」と呆れ顔で言われたらしい。

以来新しい店へ配属されるたびに、気をつけているそうだ。
[PR]
# by tominaga103175 | 2005-12-09 23:48 | 怪談

閉店後残業していると、誰もいない店内から赤ん坊の泣き声がする。
一緒に残業していた社員が見に行くと、母親が赤ん坊に話しかけるような声もする。
そこはオムツコーナーだった。
近づくとダダダダと勢いよく走る足音が聞こえる。
だれかいるますか? と声をかけ追いかけようとしたとき足を滑らせて転んだ。
床は水浸しになっていた。彼の転んだ場所だけが水溜りになっているのである。
不思議に思った社員は店長と二人で店内を見回ったが不審なところはない。
水溜りを雑巾で拭き取り、その日は二人とも家に帰った。

翌朝、来てみると再び水気のないその場所に水溜りが出来ていたという。
[PR]
# by tominaga103175 | 2005-02-10 23:47 | 怪談